最新のモデルを無料で使うことができるEaseMate AIについてお伝えします。「EaseMate AI」は、WEB上で使用できるAIアシスタントです。様々なAIモデルを選択することができますので、仕事にも、学習にも使えて、生産性と効率化に役立つソフトです。
この記事では、EaseMate AIは、学習や業務に向けた複数のAIツールを統合していて、チャット、ドキュメント要約、画像や数式の処理など、実務に直結する機能を1つのソフトで使用できます。学生・社会人の両方を想定した導線設計となっています。
EaseMate AIとは

EaseMate AIは、仕事や学習で使えるAI支援機能をブラウザで一元管理できるサービスです。チャットでのやり取りを中心に、文章生成や要約、表現のリライト、簡単なコード補助など、日常業務で頻出する作業をまとめて支援してくれるAIアシスタントです。
AIモデルは、最新のGPT-5やGemini、DeepSeek、Cloudなど様々なモデルが揃っています。それぞれのAIモデルには得意な分野があり、登録しないと使えませんが、このEaseMate AIならモデルを選択することで一つのツールで複数のAIモデルを使えるのが特徴です。
対応AIモデル
EaseMate AIでは、ログインすると使えるAIモデルとログイン不要で使えるAIモデルがあります。
このAIモデルは、執筆時点でのものです。最新のAIモデルに更新されていきます。
ログイン後に解除されるAIモデル
- GPT-5:高精度の推論とマルチモーダルに強く、長文作成や複雑課題を安定して処理できます。
- Grok 4:最新情報連携やツール使用に強い高性能モデルで、調査や自動化タスクに適しています。
- o4-mini:軽量・低遅延の推論最適化モデルで、数学・コーディング・視覚タスクを効率よくこなせます。
- Gemini 2.5 Pro:思考強化と長手順の分解に強く、コーディングや高度な推論ワークフローに向いています。
ログイン不要で使えるAIモデル
- GPT-4o mini:日常会話、要約、軽量コーディング、簡易な画像理解を高速に処理できます。
- DeepSeek R1:推論特化で連続思考に強く、数理・論理問題の解法に適しています。
- Gemini 2.0 Flash:低遅延のマルチモーダル処理に強く、会話的な画像・テキスト編集に向いています。
- Kimi K2:MoE構成の大規模モデルで、長文要約や複雑指示の分解に強いです。
- DeepSeek V3:大規模学習の汎用対話モデルで、コードから一般タスクまで高速・高品質に対応します。
- Gemini 2.5 Flash:思考機能を備えた軽量系で、速度と精度のバランスがよく業務の下書きに適します。
- Qwen3 235B:旗艦級で多言語・ツール使用・思考モードに強く、エージェント用途に向いています。
- Meta Llama 3.3:オープンウエイトの高性能モデルで、コスト効率よく文章生成や推論に対応します。
- Claude 3 Haiku:軽量・低遅延で、要約やカスタマーサポートなど大量処理に向いています。
料金プランと使用上限
EaseMate AIは、すべてのツールを無料で利用できます。
項目 | 制限 |
---|---|
会話 | 1日の使用制限なし |
ChatPDF | ファイルは2件/日、質問は20件/日 |
対応ファイルサイズ | 最大32MB(約120ページ分) |
英訳翻訳 | 1回あたり5,000トークンが上限 |
始め方

ツール画面が表示されます。
- 左側メニューから、どのような作業をするのか選択できます。
- AIモデルを変更したいときは、入力画面の上に表示されているAIモデルをクリックします。

利用可能なAIモデルが表示されます。
- 赤枠上部がログイン後に解放されるAIモデルです。
- 赤枠下部のAIモデルはログイン不要で使えます。

- サインインするための方法が表示されますので、どれか一つ選び登録します。
- すると、すべてのAIモデルを利用することができます。
様々なツールが使える
EaseMate AIは、無料で複数のAIツールを使うことができる便利なものです。その一部の機能を紹介します。他にも、たくさんの機能が準備されていますので、必要に応じて使ってみてください。
AIチャット

上記画像の「GPT-5」をクリックすると他のAIモデルを選べます。
その右隣のアイコンは、AIモデルを2つ、3つ並べることができます。
AIモデルによって回答は違ってきますので、複数の回答を総合的に見たいときに複数のAIモデル並べて見えるのはとても便利です。
- 会話の壁打ち相手
- アイデア出し
- 企画書の案作成
- 議事録や要約
- プログラム作成
- 画像のテキスト抽出、画像の説明文を作成 など
画像からテキストへの変換ツール

EaseMate AIの「画像からテキストへの変換(OCR)ツール」は、画像内の文字を読み取り、テキストとして抽出できいます。
- 写真・スクショ・書類画像から文字を抽出してコピーして編集できます。手書きの文字にも対応しています。
- 対応形式は JPG・JPEG・PNG・WEBPなど。ブラウザ上でドラッグ&ドロップして変換できます。
- 画像だけでなく、PDFのOCRが必要な場合は関連のPDF OCRツールで最大32MB/120ページまで無料で利用できます。
次のような使い方ができます。
- 紙の資料やホワイトボードの写真をテキスト化して、要約・翻訳・検索できます。
- 請求書・明細・領収書の文字起こしで、表計算に貼り付けて集計ができます。
- スクリーンショットの一部テキストを抽出し、メールやドキュメントに貼り付けられます。
- 画像内テキストを他言語に翻訳できます。
使ってみた感じた、読み取りの精度を上げる方法をお伝えします。
- 解像度が十分でピントの合った画像を使いましょう。
- 影や斜め撮影は避け、正面・明るい環境で撮影すると認識率が上がります。
- 表や数式は、領域を分けて複数回に分けて処理したほうが精度が上がります。
チャットPDF

ChatPDFでは、PDFをアップロードすることで会話形式で分析、要約、要点を抽出してくれる機能です。アップロードしたPDF、PPT、DOCファイルのデータから質問に答えてくれます。文書を章ごとに要約し、重要点・数字・根拠の抜き出し、部分会話、多言語対応と使い方の幅は広いです。
例えば、「本文の結論は?」、「前提条件は?」と質問すると、アップロードしたデータの内容から答えてくれます。
アップロードしたファイルの内容に基づいて答えてくれますので、契約書レビュー、技術白書の要点抽出、資料の要約などにも使用できます。
AI写真変換器

AI写真変換器は、手元の写真を別の見た目に自動変換するオンラインツールです。EaseMate AIには、写真をジブリ、アクションフィギュア、ペットから人間へ、ピクセル、水彩画、イラスト、クレイ、レゴ、ピクサー、3D、ディズニー、漫画、シンプソンズ、油絵、サイバーパンク、インスタグラム、X、フェイスブックの複数のスタイルから変換することができます。
多数の入口があります。アップロードしてワンクリック、または短いプロンプトを添えるだけで変換できます。

- 「画像スタイルを選択してください」から変換したいスタイルを選びます。
- 下の部分に変換したい写真をアップロードします。

- プロンプトをカスタマイズするときは、「プロンプトをカスタマイズする」をオンにすることでカスタマイズできます。
- 良ければ「生成する」をクリックします。
- すると、画像を生成してくれます。
AI画像生成器

AI画像生成器は、テキストや手元の画像をもとに、新しい画像を自動で作り出すツールです。アイデア出しから制作の準備まで以下の用途で幅広く使えます。
- テキスト→画像
「夕暮れの海辺で釣りをする人、広角、やわらかい光」のような指示から、イラストや写真風の絵を生成します。縦横比や解像度も指定できます。 - 画像→画像(リスタイル)
既存写真のタッチを変更(油絵風、アニメ風、ミニマルなど)したり、色味や質感を統一したバリエーション作りに便利です。 - 背景生成・置き換え
商品写真の背景を自然なスタジオ風、ライフスタイル風に変更できます。ECやLPの素材作りで時短になります。 - インペイント/アウトペイント
画像の一部を塗り替えたり、枠外を自然に拡張して横長・縦長のカットを作れます。 - ポーズ/構図の指定
ラフスケッチや下絵、リファレンス画像を読み込ませて、構図を忠実に反映した生成が可能です。 - アップスケール/ノイズ除去
荒い画像を高精細に拡大、圧縮ノイズを低減して印刷や大画面表示に耐える画質へ。
AI動画生成器

AI動画生成器は、テキストや画像、短いクリップを入力して、新規の動画やアニメーションを自動生成・編集できるツールです。企画段階の“見せ方づくり”から本番に近いモックアップまで、制作の初速を高めてくれます。
- テキスト→動画
台本やシーン指示(登場人物、場所、カメラワーク、尺)から短尺動画を生成します。BGMや字幕の自動付与に対応するツールもあります。 - 画像→動画(アニメ化)
1枚の画像に動きを与え、視線・表情・カメラの寄り引き・パララックスなどを付けます。サムネの動態化やヒーローセクションの装飾に有効です。
サンプル動画を見ただけでも、そのクオリティの高さは一目瞭然。

AI動画生成器の中には、キス動画や筋肉動画、ハグ動画、ASMR動画などを写真やテキストから無料で変換できるツールも準備されています。
AIキス動画生成器では、一般的なシチュエーションからフレンチキス、キスミーAI、頬キスのタイプが準備されています。二人が写っている写真をアップロードするだけで動画を生成してくれます。
AI研究&調査(数学ソルバー)

AI研究&調査の数学ソルバーは、数式や図を含む問題をアップロードまたは入力して、「回答を得る」をクリックすると、手順つきで解法を教えてくれる学習・業務向けツールです。

例えば、上の画像のように、図をアップロードして「回答を得る」をクリックすると、

このような感じで解法を返してくれます。他にも、
- 代数・微積分・幾何・三角法・統計・文章題の解法を段階的に提示してくれます。手書きスキャンやスクショ、PDF、PPT、DOCの読み込みもできます。
- 画像・PDFをアップロード(ドラッグ&ドロップ可)することで解答を得られ、ファイルは最大32MBまで取り込めます。
- 幾何の証明や図形計算は、関連定理の参照とともに手順を示します。
- 学習用のクイズ化にも対応します。
- 関連ツールの数学宿題アシスタントでは、ステップ解説付きで5~10題/日の無料枠や、最大5ページの文書処理といった案内もあります。
数学ソルバーは、以下の用途で使うことができます。
- 研究・調査の準備:論文内の式を素早く確認し、どの仮定を使っているかを把握できます。
- 宿題・演習の自己採点:自分の途中式と答えを照らし合わせ、間違いと直し方を学べます。
- 幾何の検証や説明資料づくり:証明の骨子や図形の関係式を手順つきで記載して、授業や社内勉強会の配布資料にできます。
- スキャン資料の再利用:紙の課題や板書を撮影して、それをアップロードし、式を読み取り解法を確認できます。
数学ソルバー以外にも、「物理ソルバー」と「化学ソルバー」もあります。
まとめ
生成AIは日々進化し、用途ごとにツールが無数に存在します。個々の機能を渡り歩くことで使うこともできますが、実務では、いくつもログインするのは面倒。一つのツールで複数の操作ができると生産性と再現性が大きく違ってきます。
EaseMate AIは、最新モデルのGPT-5を無料で使え、チャットによる文章生成・要約、PDFや画像の読み取り、数学ソルバーで数式の解法、画像/動画の生成・変換、翻訳までをひとつのツールで扱えるため、タブ移動やフォーマット変換のムダを減らします。
これにより、初稿作成の時間短縮だけでなく、レビュー基準の共有、出力品質の平準化、上限到達時の回避といった運用面の意思決定も速くなります。
EaseMate AIを起点に、あなたの制作フローを“速く・安全に・迷わず”前に進めていくことができます。
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