独自ドメインメールをGmailで送受信する方法(POP3接続終了後の設定)

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Gmailを使って、エックスサーバーで管理している独自ドメインのメールを受信・送信できるように設定するための手順を紹介します。

目次

POP3設定か確認する

GmailのPOP3経由でのメール受信が2026年1月で終了

Gmailで独自ドメインメールやYahooメールなどをPOP3経由で受信する機能が終了。Gmailで他のメールアドレスを送受信したい方は、IMAP接続に変更することが推奨しされています。

POP3設定は、Gmailでは出来ませんので、【 あああ 】の設定から進めてください。
POP3設定を利用しているかどうかを確認する方法は下記に記載しておきます。

STEP
Gmailの設定を開く
  • Gmailの【設定(歯車マーク)】を押します。
  • 【すべての設定を表示】を押します。
STEP
POP3接続か確認する
  • 「アカウントとインポート」タブを選びます。
  • 「他のアカウントのメールを確認」欄に記載のメールアドレスの後ろに【(POP3)】と表記があるか確認します。
  • 【(POP3)】と表記がある場合は、右側にある【削除】を押して消します。

【POP3】と表記がある場合は、Gmailで対象のメールアドレスは受信できませんので、別途設定が必要になります。

Gmailで独自ドメインメールを送受信する設定

Gmailの設定画面を開く

  • Gmailにログインする
  • Gmailの右側にある歯車マークの【設定】をクリックする
  • 【すべての設定を表示】をクリックする

IMAPを設定する

  • 【アカウントとインポート】タブを選び
  • 「名前」の項目にある【他のメールアドレスを追加】をクリックする
  • 「名前」にメールアドレスの表示名を入力する
  • 「メールアドレス」に
  • 【エイリアスとして扱います。】にチェックを外す
  • 【次のステップ】をクリックする
  • SMTPサーバー:メールサーバーに記載のIMAPを入力する
    ※確認方法は、下記「IMAPサーバーの確認方法」を参考にして下さい
  • ポート:「587」を選ぶ
  • ユーザー名:メールアドレスを入力する(@以降も含むメルアド)
  • パスワード:メールアドレス作成時に設定したパスワードを入力する
  • 【TLSを使用したセキュリティで保護された接続】にチェックを入れる
  • 【アカウントを追加】をクリックする
IMAPサーバーの確認方法

エックスサーバーを利用している場合です。他のレンタルサーバーを利用している場合は、そのサーバーの情報を確認してください。

  • エックスサーバーにログインして、設定対象ドメインのサーバーパネルを開く
  • 【メールアカウント設定】を選ぶ
  • 【メールソフト設定】タブを選び、「受信メール(POP)サーバー」項目のsv****.xserver.jpを貼り付ける

設定したメール宛に「確認リンクを記載したメール」を送信しました。と表示されます。

  • 該当メールアドレスにGmailより認証メールが届く
    メールが届かない時は【メールを再送信】をクリックする
  • メール内に記載されている【リンク】をクリックする
  • Gmail確認画面が表示されたら【確認】をクリックする
  • Gmail確認が完了しましたと表示されたら設定完了です

Gmailの設定画面を確認する

  • 【アカウントとインポート】タブを選び
  • 「名前」の項目に追加したメールアドレスが表示されていればIMAPの設定は完了です。

Gmailからメッセージを送信するときに、差出人を選択できるようになります。

独自ドメインメールの転送設定

IMAPの設定をするだけでは、独自ドメインメールを受信することはできません。2026年1月までは、POP3接続により独自ドメインメールを受信することができましたが、サービス停止になりましたので他の方法でGmailに送らないといけません。

その方法は、メールサーバー側で設定する「転送」機能です。ここでは、エックスサーバーの設定を例に手順を紹介します。他のサーバーを利用している方は、そちらのサーバー側で用意されているマニュアルや手順書があると思いますので、そちらを確認して進めてください。

  • エックスサーバーのサーバーパネルから対象ドメインを設定して管理画面を開く
  • 「メールアカウント設定」を選ぶ
  • 「メールアカウント一覧」から対象のメールアドレスの【転送】をクリックする
  • 「転送先アドレス」に送受信したいGmailアドレスを入力する
  • 【追加する】を押す
  • 「転送先」にメールアドレスが追加される

これで、独自ドメインメールが登録したGmailアドレス宛に転送されます。

IMAP設定と、メールサーバー側の転送機能を設定することでPOP3のサービスが終わってもGmailで独自ドメインメールを送受信することができます。

注意点として、メールを送信するときに送信元のメールアドレスを選択する必要があります。

まとめ

今回は、エックスサーバーで管理している独自ドメインサイトのメールアドレスをWEBメールではなく、いつも使っているGmailで送受信できるように設定しました。

Windows版Outlookを使っている人から、パソコンが重いし、スマホでも見れるようにしているからスマホも重いしどうにかしたいということからメールソフトをOutlookからGmailで送受信できるようにしました。今まで操作していたOutlookのほうが使いやすいと思いますが、Gmailも使っていけば慣れてくるので問題ないはずです。

Googleは、無料で使える容量が決まっているので不要なメールは削除するなどして容量の確保が必要になってきます。また、容量を確保するために有料プランに切り替える必要も出てくると思います。でも、パソコンやスマホの速度が遅くなり、イライラするようなら一つの方法としてWindows版Outlookからの脱却を試みるのも良いと思います。

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この記事を書いた人

独立系大手SIベンダーで勤務していた経験を活かし、初心者がWEBサイトを立ち上げ・作成・運営していくための情報、パソコンやスマホ(Android・iPhone)などに関する情報を分かりやすく伝えます。

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